Unityエンジニアの需要
ゲーム制作ツールとして不動の地位を築いたUnityですが、市場ではエンジニアの数が圧倒的に足りていません。
ソーシャルゲームが爆発的に普及するきっかけとなったアプリにパズドラやモンストが挙げられます。
パズドラはネイティブ(Java、Objective-C)、モンストはcocos2d-xで開発が行われていますが、これから制作されるアプリはUnityで開発する会社がどんどん増えてきています。
その理由として1つの言語(C#)で複数プラットフォーム(iOS、Androidなど)の開発が行うことができるという点があります。
また、C#がプログラミング言語としては習得しやすいという点もUnityが選ばれる理由の一つとしてあります。
(Objective-CやC++はハードルがやや高い)
最近ではVRもUnityで開発することができるようになり、これからますます市場は活性化していくと予想されます。
ですが、今のところはまだまだゲーム会社での需要が高いので、Unityエンジニアを募集している会社で、これから先も期待できる会社を5社ピックアップしてみました。
コロプラ
白猫プロジェクトなどで有名なコロプラです。
こちらの会社はUnityを今のように有名になる前から採用しており、先見の明が優れている印象です。
VR分野にも進出しているので、Unity開発のノウハウは業界ではトップクラスだと思われます。
Cygames
Shadowverseやプリコネ(プリンセスコネクト)で有名なCygamesです。
従業員数は派遣社員等も含めると約2,000人います。
ベンチャーにはない、大手ならではの施策や取り組みが可能な為、自分の実力を試してみたいという人は挑戦する価値がある会社だと思います。
ポケラボ
シノアリスなどで有名なポケラボです。
従業員数は約200名と増えましたが、まだまだベンチャー色が強い会社ですので、自分の力で会社を大きくしていこうという意思がある人にはオススメできる会社です。
スクウェア・エニックス
スクエニは知らない人はいないでしょう。
超大手でUnity以外の自社エンジンなども使っていて、幅広いノウハウがある会社です。
未経験ではさすがに入社は厳しいと思いますが、ある程度自分に自信がある人はチャレンジしてみる価値ありです。
Happy Elements
メルクストーリア(メルスト)で有名なHappy Elementsです。
元々は中国で設立された会社で、のちに日本法人ができました。
拠点はカカリオスタジオ、グリモアスタジオ、ミニアスケイプスタジオの3つがあり、グリモアスタジオはグリモア株式会社が運営しているようです。
平均年齢が若めなので、実力次第では重要なポジションを任せてもらえるかもしれません。
まとめ
上記で紹介した会社以外にも、Unityで開発している会社は沢山ありますが、現在のアプリ市場は広告を打たなければ、大ヒットさせることは難しくなってきています。
ある程度の予算が組める(広告費が払える)体制が整っていないと、せっかく良いコンテンツを作っても世の中に埋もれてしまう可能性があるので、そういった点も考慮した上で転職先を探すことが重要になってくるような気がします。
この記事へのコメントはありません。